先物の世界 相場の張り方
相場の張り方 (単行本) 鏑木 繁 (著)
重版を重ねた末、売り切れになったまま増刷されることのなかった幻の名著を復刻。
単行本: 202ページ
出版社: パンローリング (2005/10/20)
発売日: 2005/10/20
先物相場は「物」の売買ではない。敢えていえば人間の「心理」の売買である。大勝利は神様のいたずら、相場は材料2割、一進一迷・一退一惑、大公案「相場は相場に聞け」、相場師の天井など、相場の張り方を伝授。
鏑木ファンは多い。特に、ベテランからの圧倒的な支持を受けている。言葉を換えて言えば、ベテランほど“鏑木本”を読んでいる印象を受ける。 相場の世界に入ったばかりの人は「魚(儲かる銘柄)」を欲しがる。相場がわかってきた人たちは「釣り方(儲けるノウハウ)」を知りたがる。そして、相場の達人の領域にまでたどり着いた人たちは「釣りをするときの心構え(心のコントロール)」を手に入れたいと思うようになる、ようだ。達人の領域に近づけば近づくほど「心構え→ノウハウ→銘柄」の優先順位になる。初心者の優先順位が「銘柄→ノウハウ→心構え」であるのとは対照的だ。 “鏑木本”はこの「達人たちが痛感している心構えの重要性」についてを、エピソードを交えながら紹介している。しかも、机上の話ではなく実践している者の話として、耳に痛くなく、それでいてときには手厳しい示唆を込めて紹介している。ここに、ベテランに受ける理由があるのだろう。 本書『相場の張り方』も、もちろん、ベテランに受ける“鏑木本”独特の特長をしっかり受け継いでいる。目次を見ていただければ、それは一目瞭然だ。 相場が上達すればするほど、うなづかされることの多くなる“鏑木本”。“鏑木本” で紹介されていることは、投資で利益を上げるようになれば、必ず通る道である。一度は目を通しておいても、損はない。
注)本書の副題は「先物の世界」になっているが、内容は先物に限ったことではなく、相場全体に通じるものである
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